得た知識をしっかり自分のものにするために
すごくよく出来る人が作った、すごくよく要点がまとまっているノートがほしい!という人がいます。 確かに、すごくよく出来る人のノートは要点がよくまとまっており、必要な情報にアクセスしやすく、また簡単に理解することができるため、欲しがる気持ちもわかります。そして一次情報を自分で得るよりも時間もかかりません。
しかし、それを使っていても当の本人の実力は一向に向上しません。
それはなぜか。
人は散らばった知識の断片をまとめ、体系立てていく中で理解を深めていくからです。まとめるという工程を経て初めてその人はその分野を構造的に理解し自分の血肉としているのです。
したがって、その人がまとめたノートをみているだけでは本当の実力は身につきません。(そのノートは苦労してまとめた本人にとってもはや血肉になっているためほぼ必要がなくなっていることが多いです。)
実力をつけるには自分で苦労して知識を得て、そして苦労してそれを構造化する必要があります。
まとめ
- 自分で1次情報に当たりましょう。
- そこで得た知識は頑張って自分でまとめましょう。
- そしてまとめ終わったらそのノートは基本的に不要なので窓から投げ捨てましょう。