なんとなく気持ちの整理をしておく

私は新しいビジネスモデルとか新しい技術とかには興味があって、「なぜ?」というのはすごく気になって調べたりするんだが、 それがある程度わかるとなんとなく興味がなくなってしまう。 それ以上深いところを知りたいというモチベーションが湧かなくなってしまう。 結果、専門性を深めることができないが、なんとなく知っていて、それを使うことは一応できるということになる。 しかし、この状態でそれを使っていても、それほど興味もないためモチベーションも継続しにくく、ひたすら「作業」と感じながらそれを継続することとなる。

きっと今まで勉強してきた知識の中で興味が強いものを選択しそれを深めることが、とりあえず専門性を身につける上で最短距離となるのであろう。

それはわかっているのだが、私はここで経験上、「もしかしたら私には専門性を深めるためのモチベーションがあまりないのではないか」という不安がよぎる。

このような考えは大学院での研究生活の中で生じた。 研究者を目指して大学院に進学したものの、実際に研究生活を送る中私は博士やポスドクの方々と比較して物事を深く知りたいというモチベーションが不足しているのではないかと。

そうはいっても、専門性を身に付けることを諦めてしまうことは人生を、お金のためにひたすらつまらない「作業」続けてなんとか生きていくものとしてしまうと思われるため、諦めてしまうことはどうしても避けたい。

そうすると、「私はまだ本当に興味のある分野をみつけることができていないだけだ」というかすかな仮説にすがることとなる。

それが私の現状である。