「砂糖をやめればうつにならない」を読んだ
「砂糖をやめればうつにならない」という本を読んだ。
この本で主張していることを整理すると以下のようになる。
砂糖を摂取すると血糖値が急激に上昇する。 これによりインシュリンが過剰に分泌され、必要以上に血糖値を下げてしまう。 結果、低血糖症状となる。 心が不安定となり、人によって異なるが、頭痛、めまい、頭がぼーっとする、うつ症状などが起こるのだという。
このように低血糖症状を引き起こしやすい食べ物は砂糖の他に、クイックカーボと呼ばれる、炭水化物の中でも血糖値を上昇させやすい白米、パンなどがある。 これらの摂取を行わないことで低血糖を回避できる。
しかしそもそも、この低血糖症というものは医学的に公認されたのはずいぶん最近になってからのようで、 それまでは鬱などの症状はすべて別の病気として誤診されてきたようだ。 これにより、食べ物を見直し、クイックカーボと砂糖をやめるだけで改善するような患者に対しても抗鬱剤などの投与が行われてきたらしい(現在進行形とも)。
私はこの本を読んで、自分が最近感じている頭痛や不安感というものが砂糖により引き起こされているのではないかと疑っている。 私は低血糖症で 50mg/dl 程度しか無いし、砂糖を好んで摂取する傾向にあるためである。
よって、この本をきっかけに食生活を見直そうと考えている。 手始めに以下のことを行おうと考えている。
- タンパク質や脂質を食事のメインとする
- 食事から炭水化物を基本的に除外する
- 摂取するにしても、スローカボと呼ばれる、玄米、大麦、とうもろこし、オートミール、豆類、野菜、海藻類のみとする
- 血糖値上昇を回避するために一度にたくさん食べない
- 間食などを行いつつ、必要な量を摂取するようにする